(一日目のバーベキューの様子は次回書きます)
むろとまるごとバーベキュー 二日目
佐喜浜・椎名・高岡・西山・崎山・吉良川・羽根、そして市長と室戸をまわるコースの8チームで分かれるツアーです。
当日朝、チーム別に話し合いが行われました。
今回は8つある内の高岡ツアーについて紹介いたします。
高岡ツアーがまずはじめに訪れたのは高岡の漁港。
ずらりと並んだタンクを前に、漁師の方が魚の説明をしてくださいました。(タンクとは、漁獲魚 を入れる水槽だそうです)
あがってきたばかりの新鮮な魚は、色艶がよく目が澄んでいます。
参加者は興味深そうに写真を撮ったり、タンクの中を覗いたりしていました。
そんな中、どこからか「ビタンビタン!」と何かが跳ねるような音が聞こえてきたので、漁港の奥の方を覗いてみると
そこには…
ウミガメがいました。

ビタンビタンという音は、ひっくり返ったウミガメがヒレをばたつかせている音だったようです。
参加者はすっかりウミガメに夢中で、
漁師さんは「ウミガメに全部もっていかれたちや〜」と笑いながら、ウミガメの説明もしてくださっていました。
予定していなかったウミガメの登場に、参加者たちは大興奮でした!
漁港の次は高知県海洋深層水研究所を訪れ、朝食をとりました。

真っ青な空と海の景色のなかで食べるお弁当は最高で、
参加者は皆「癒される〜」とのんびりしていました。
朝食を済ませた後は、
コンブの培養・アワビの飼育について話をうかがいました。

水槽ごとにコンブの大きさが違っていて
並んだ水槽を眺め、コンブの成長過程を見ることができました。
ここで飼育されているアワビの殻は鮮やかな緑色をしているのですが、
その理由は餌がコンブだからだそうです。
アワビの殻の色は、それまでに食べたものに左右され、
こちらのアワビは昆布を餌にしているため、緑色になっているということでした。面白いですね!!
次は室戸海洋深層水株式会社に行き、塩の生成についてお話を伺いました。
低温で加熱することによって、海洋深層水の成分のバランスを保った
こだわりの塩が出来上がるそうです。

塩ができるまでのお話は興味深く、塩にかける情熱を感じられました。
室戸海洋深層水株式会社を後にして、
最後はニューサンパレスで”炙りコンフィ”の試食会を行いました。

塩加減が薄い物から濃い物まで 4つの塩味に分かれた炙りコンフィを試食し、それぞれに意見を言っていくというものでした。
開発者が買い手の視点を感じ、
よりよい商品を作るために熱心に話し合っていました。
話し合い事体はとても楽しく、パッケージの話から食べ合わせの話など様々な意見が飛び交っていました(o^-^o)
炙りコンフィの商品化が待ち遠しいですね♪
室戸の風や波の音、美しい景色、さらに美味しい食べ物に癒され、
室戸という土地を知っている人も初めての人も、五感で室戸を感じられるツアーでした!
