2013年、今年は島根県の「隠岐ジオパーク」室戸に次いで
日本で6番目の世界ジオパークに認定されました!!
だから、というわけではなく、
もっともっと前から決まっていたことですが、
隠岐ジオパークで、今年の日本ジオパーク全国大会が開かれました。
(昨年2012年11月には、室戸で行われたやつです(^O^)/)
室戸からも、バスを構えみんなで参加しました。
10月15日〜18日まで。
台風の影響で、予定が変更になった部分もありましたが、本当に良い経験になりました。
基調講演や分科会と、とっても為になる大会だったのですが、
やはり、他の地域を見る。ガイドを受ける。そして、色々なジオパーク関係者と交流する。
このことが、本当に大切で、たくさんの気付きと元気をもらいました。
また、この期間中に伊豆大島に台風による大きな災害も起きました。
伊豆のジオパーク関係者の方も来られていて、すぐ隣で状況報告の電話を受けている方がいたり。
募金箱が回ってきたりという場面もありました。
ジオパークの防災面について専門家の深い話を直に聞く機会にもなりました。
観光面で言うと、「隠岐」というところは、、、
いや、「この地方は」と、大きく括るのが正解かもですが、
「神話の国」なんですよね〜。
高知県にいると、観光と神話なんて、遠く離れて感じるのですが。
隠岐の中にも、たくさんの神話スポットがあり、
それらがなんとか文化財とか、パワースポットとかになっていてなるほどな〜と思いました。
また、意外だったのは隠岐の島後(どうご・一番大きな島)は「島」感が全然ないこと。
どうやら、地形の関係上、集落は島の内側のくぼまった所に集まっていて
海を見るタイミングが少ない。
なので、島にいることを忘れてしまいそうでした。
お楽しみは

牛突き(=闘牛)の会場にて牛と記念の1枚。
牛と牛がぶつかり合う音は、迫力満点でちょっと怖かったです。
カメラを向かせたかったのですが。。。

全体交流会の会場で、しまねっことも一枚。ちなみにお料理はサザエやカキなど貝(室戸で言うところの「いそもん」)が満載!!!でした。いや、この時だけでなく、昼も夜も、ご飯のたびにサザエ!!っていう贅沢でしたね〜。

個人的な旅行のお楽しみ。ご当地牛乳との1枚。ビンっていうのがすごいですよね。
面白かったのは、これ。
イカを祭ってある神社があったんです。
神社のあちこちに、イカが隠れています。この灯篭にも!

見つかりました??
この神社のすぐ前の浜には、最近は何年かに一度になってしまったそうですが、イカの大群が押し寄せてくるそうです。見てみたい!いや、すくってみたい!!!
大杉や神社も素敵で、これまた、なんでも知っているガイドさんが
地質や島の成り立ちの専門的な話までしながら回っていたツアーですが、
最後に「西の島」に移動して見に行ったこの景色

わざわざ見に行く価値があり過ぎるほどありました。
説明なんか聞かなくても、大地が生きているって感じられる場所。
いや、岩の色なんかから色々わかるし、どうなってこんな形になったか、
そしてこれからどうなるか。。。
話も面白いんですよ、もちろん。
でも、Don't think,Feel!(考えるな、感じろ!)って空気なんです。ここは。
それからここも。

ここは放っておくと森になるそうなんですが、
人が入って、畑にする。
土地がやせてくると、その間牛や馬を放牧し休ませる。
また、畑にする。
という使い方をしているそうです。
まさに、大地と人の心地よい関係ですよね〜。
しかも持続可能!!これこそ、ジオパーク!?!
さらに、ここの放牧されている牛や馬たちは、結構みんなで面倒見よう〜
というゆるーい感じらしいのです。
私も飼いたい!!と思いました。友達とか来た時に、「これ、私の馬!」とか、言いたいです(^^ゞ
これはもう、移住か?!(今のところ予定はないですよ(^_^;))
取りとめない報告になりました。すみません。
以上、報告でした。