高岡の大敷網に、「オサガメ」が入った。
という話を聞いて、行ってきました。
オサガメについては、
こちら(ナショナルジオグラフィック)がおもしろかったです。
現存する世界最大のカメで、泳ぐのが超速くて、
甲羅も皮膚(?)で覆われてて、皮が柔らかい。
で、高岡にいたオサガメさんは、、、

残念ながら、もう生きてはいませんでした。
網が巻きついていた様子から、おそらく、網に絡まって溺れてしまったのだろうと推測されます。
(ちにみにこの日は、オサガメさんのほかに、アオウミガメとアカウミガメもいて、
あとタイマイがいたら室戸のカメ勢揃いだったそうです。)
人力だけでは動かせないので、クレーンを使ってひっくり返しました。

背中もとってもきれい。

オサガメの中ではまだまだ小さい方なんだそうです。
大きくなったら、後ろに見えている青い水槽?2個分くらいまで大きくなるんだとか。
触ってみて、またびっくり!!
とっても柔らかい!!!
ヒレも甲羅もソフト〜な触り心地。
全部が皮膚で覆われているからなんだそうです。

裏側もきれいでした!
この柔らかさのために、水族館なんかで飼うことができないので、生態なんかもわからないことがたくさん残っているオサガメさんです。
お口の中は、怪獣みたいです。

でもこの、キバみたいに見えるのは、歯ではなく、とっても柔らかかったです。
オサガメさんは、クラゲを食べて生活しているらしく、
飲み込んだクラゲが逆流しないようにする役割を持っていると考えられています。
ほかのカメでも、喉から奥にはこれがあるらしいんですが、
お口の中からこれがあるのが、オサガメさんの特徴なんだそうです。
珍しいカメもいる、こんなに身近に。。。いや〜、室戸ってやっぱりおもしろいな〜と思いました!
posted by kujira at 00:00|
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室戸のまち散歩